実験ノートの切れ端

妄想と思考を文字の羅列に昇華したページ。アタマのおかしな大学生がなにも考えずに綴ってます。

夏の痒み



最近、背中が痒い。



昔から暑い季節になると背中が痒くなる。
おそらく、汗疹的なものなのだろう。
昔よりだいぶマシになったけれど





でも、背中が痒くなると
「あぁ今年も夏が来たな」って思う。




夏は私の好きな季節だ。




痒いのは好きじゃないけれど

夏が来たって感じられるのはとても好きだ。





夏が来たって思う感覚は他にもある。

夏になると独特な匂いがする。
夏の土や水や緑や熱の匂い。
蚊取り線香とか花火の煙の匂い。

でも、今住んでる場所は生まれ育った土地とはまた別の匂いがする。
でも、ごくたまに、地元と同じ匂いがすることがある。急にセンチメンタルな気持ちになる。



夏の音もある。
夕方のカナカナとか風鈴とか。

テレビで見る甲子園のヴーーーーってサイレンの音も夏を感じる(今年は無いけど)
あと、カラスの歌が遅くに流れるようになっても思う。

他にも空の色とか、日の長さとか、スーパーの品揃えとか、夜の寝苦しさとか、色々。



夏は一年の中の最盛期。
夏が終わったら萎んでく。
それを思うと夏が近づくのが寂しくなったりするけれど(もう6月半ばだし)


先を思うと寂しいし
背中が痒いのは不快だけれども



やっぱり、夏が近づいてるのは嬉しいや。